抗生物質のデメリットは?
ニキビに使用する抗生物質のデメリットは、副作用やアレルギー反応が起こる可能性があることや長期間服用することで耐性菌ができてしまうことです。
また、抗生物質はニキビの根本的な解決にはならないことを把握しておきましょう。
副作用やアレルギー反応が起こる可能性
抗生物質による副作用やアレルギー反応が起こる可能性があることです。
副作用 | めまい、吐き気、下痢、腹痛、皮膚の色素沈着、赤み、かゆみなど。 |
アレルギー反応 | 発疹、じんましん、かゆみ、ふくらはぎの痛み、呼吸困難など。 |
これらの副作用やアレルギー反応が起こる可能性があるので、使用する前に、何か心配事があれば医師にしっかりと伝えて納得したうえで使用するようにしましょう。
耐性菌ができてしまう
抗生物質を長期間や不適切に服用すると細菌が抗生物質に対して耐性を持つようになります。これを耐性菌と呼びます。
耐性菌は抗生物質の効果を受けずに増殖し、感染症を引き起こしたり悪化させたりするので医師の指示に従い、正しく服用するようにしましょう。
抗生物質はニキビの根本的な原因は解決できない
抗生物質はニキビの炎症を抑える効果には優れていますが、ニキビの根本的な原因を解決するものではありません。ニキビの原因は毛穴のつまり、皮脂の過剰分泌、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどさまざまです。
抗生物質だけでなく毛穴のつまりを取り除く外用薬や保湿剤などを併用したり、生活習慣を整えることも重要です。
抗生物質は正しく使用しよう
抗生物質にはさまざまな副作用やアレルギー反応が起こる可能性があるので、しっかりと用法・用量を守って正しく使用することが大切です。
妊娠中や授乳中など、何か気になることがある方は抗生物質を処方してもらう前に確認してからもらうようにしてください。