抗生物質 途中でやめるとどうなる?
抗生物質を途中でやめてしまうとニキビが悪化したり跡が残ったりする可能性があります。やめてしまうことによる影響について一つずつ説明していきますね。
ニキビが再発したり悪化したりする
抗生物質は一定期間使用しないと効果が現れません。途中でやめてしまうとアクネ菌が完全に殺菌されずに残ってしまい、ニキビが再発したり悪化したりする可能性があります 。
また、ニキビが治っているように見えても内部に炎症が残っていることがあるので、医師の指示通りに使用期間を守ることが大切です。
耐性菌ができてしまう
抗生物質を途中でやめてしまうと、抗生物質に強い細菌が残り、耐性菌となってしまう可能性があります 。耐性菌は抗生物質が効かなくなるため、治療が困難になります。
ニキビの治療に抗生物質を使用する際は必要最低限の量と期間で使用するようにしましょう。
副作用やアレルギー反応が起こる
抗生物質はアクネ菌以外の細菌や体内の善玉菌も影響を受けるため、副作用やアレルギー反応が起こることがあります 。
下痢や胃腸障害、口内炎、発疹、かゆみ、肝機能障害といった症状があらわれる可能性があります。
抗生物質を途中でやめたくなる理由は?
ニキビの治療で抗生物質をやめたくなる理由にはこのような理由があります。
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・ニキビが治ったと思って安心する
・副作用やアレルギー反応に悩む
・服用や塗布を忘れたり面倒に感じる
抗生物質を使用しているとニキビの赤みや腫れが引いてきて、治ったように見えることがありますが、内部にはまだ炎症が残っている可能性があります 。途中でやめると悪化したり再発する可能性があるので医師の指示に従い、治療を続けていくようにしましょう。
抗生物質を摂取(使用)するのがめんどくさいくなってしまうという人は、朝起きたときや寝る前、食事後などというようにルーティンを作るようにすると良いでしょう。