ニキビ 抗生物質 何日で効く?
抗生物質の種類や個人差にもよりますが通常は飲み始めてから2~3日で効果が出始めます。しかし、完全に治るまでは2週間から3か月くらいかかる場合もあります。
医師の指示通りに用法・用量、を守って定期的に服用したり塗布したりするようにしましょう。
ニキビに効く抗生物質の種類は何がある?
飲み薬(内服薬)
抗生物質の飲み薬はルリッドやクラリス、ミノマイシン、ビブラマイシンといったものがあります。これらの内服薬はアクネ菌やブドウ球菌などを殺菌してニキビを改善します。
ビブラマイシンはドキシサイクリンと呼ばれることもありますが、これは「尋常性痤瘡治療ガイドライン 2017」の中でも炎症のあるニキビへの使用を強く推奨されているものになります。
塗り薬(外用薬)
抗生物質の塗り薬はアクアチム(ナジフロキサシン)やダラシン(クリンダマイシン)、ゼビアックス(オゼノキサシン)などのものがあります。
これらはアクネ菌やブドウ球菌に対して殺菌作用があり、患部に直接作用します。
「尋常性痤瘡治療ガイドライン 2017」の中で、このような記載があるので高い効果を期待できるでしょう。
炎症性皮疹に,外用抗菌薬(クリンダマイシン,ナジフロキサシン,オゼノキサシン)を強く推奨する
抗生物質を使用する際の注意点
抗生物質は長期間使いすぎると耐性菌ができてしまう恐れがあるため、定められた期間で治療を行うことが必要です。
飲み薬は4~6か月程度しか使用できない場合が多く、塗り薬は同じ場所に3か月塗っても治らない場合は他の方法での治療も視野に入れるようにしましょう。
抗生物質以外でニキビを改善・予防する方法
抗生物質だけでは根本的な原因を解決するものではないため、再発防止や予防のためにも他の治療法や予防法も併用するようにしましょう。
洗顔方法や化粧品選び、食事内容や睡眠時間など日常的なスキンケアやライフスタイルなどを見直して、ニキビができる原因を減らすようにすることが大切です。