胸のニキビ なぜ？

胸のニキビなぜ？

胸のニキビができる原因は、「内的要因」と「外的要因」に分けられます。

内的要因とは食生活やホルモンバランスの乱れ、ストレスなど身体の内側にある要素です。一方、外的要因は、衣類などによる摩擦やシャンプー、コンディショナーの洗い残しなど身体の外側にある要素のことです。それぞれどんなことが原因になるのか解説していきますね。

胸は皮脂腺が発達しており、皮脂の分泌が活発で溜まりやすい箇所です。そのためTゾーンや背中にニキビができやすいのと同様に、胸もニキビのできやすい部分。

特に夏場には胸の谷間に汗をかいてしまう人が多いですが、人の目があると拭くわけにもいかず、汚れたままで過ごしがちです。毛穴に汚れがついたままだと菌の温床となり、ニキビに発展しやすい状況になってしまうのです。

生活習慣や食生活の乱れ、ストレスなどによるホルモンバランスの乱れも原因になるので、生活習慣を改善していくようにしましょう。

内的要因と関連して、分泌された皮脂や汗の染みついた下着や衣類による刺激も、胸のニキビの原因と考えられています。ナイロンなどの化学繊維を使用して作られた下着（肌着）は肌に刺激を与えてしまう可能性があるので、コットンなどの肌に優しい素材のものを使用すると良いでしょう。

また、背中のニキビと同様にお風呂でのシャンプー・リンスの洗い残しがないように十分に洗い流すことも大切です。

胸のニキビを治すためにまず大切なのは肌を清潔に保つことです。過剰な皮脂や古い角質、洗い残った化粧品などはニキビを悪化させる原因になるのでしっかりと洗い流すようにしましょう。

洗いすぎると肌への刺激となってニキビを悪化させてしまうので、熱いお湯で洗ったりゴシゴシこすったりしないように注意してください。

胸のニキビには食生活や睡眠などの生活習慣も関係しています。糖分や脂質の多い食事、不規則な睡眠、運動不足はニキビを悪化させる原因になるため、生活習慣を整えてニキビのできにくい身体づくりを心がけましょう。

ビタミン類や食物繊維を積極的に摂取する食生活にしたり、十分な睡眠時間を確保したり、ストレスを適度に発散するなどを行うようにしてください。

できてしまったニキビをより早く確実に治すには美容外科での治療がおすすめです。ニキビの状態や原因に合わせてケミカルピーリングやレーザー治療、内服薬などの専門治療を受けられるので根本治療が可能です。