うなじニキビの原因・対策・予防法は?

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この記事で分かること
  • うなじにニキビができてしまう原因
  • うなじのニキビの治し方
  • 首周りのニキビの原因と対策

うなじのニキビの原因は?

うなじにニキビができる理由はこのようなことがあります。これらのことを改善することで、うなじのニキビを治すことができる場合もあります。

  • ・シャンプーやトリートメント、整髪剤が流し切れていない
    ・枕や枕カバーなどの寝具を清潔にできていない
    ・マフラーやタートルネックなどの衣類やアクセサリーの刺激
    日焼け止めを落としきれていない

シャンプーやトリートメントの洗い残し

頭皮のニキビはシャンプーが原因

うなじは自分で見ることができない部位なので、シャンプーやトリートメントをしっかりと洗い流せたかどうかというのが確認しずらいです。そのため、しっかりと洗い流せずに毛穴にそれらの成分が詰まってニキビが発生しているという可能性があります。

さらに、肌のバリア機能が低下している場合は整髪剤やシャンプー、トリートメントなどの成分が刺激になって過剰に皮脂を分泌することにも…。ニキビができる原因を作らないように、シャンプーなどをしっかりと洗い流すようにしてください。

「皮脂が多いからしっかり洗い流そう」
「肌をきれいにしたいからしっかりとごしごし洗おう」

そう思って熱いお湯で長時間洗顔したり、ごしごしと洗うと肌に必要な皮脂まで洗い流して肌が乾燥してしまうので、洗いすぎには気をつけましょう。

枕や枕カバーが清潔でない

枕や枕カバーを清潔に

何度もうなじにニキビができてしまう場合は、枕や枕カバーといった寝具が原因になっている可能性があります。

気温が高くなってくると、朝起きたら汗をかいていたという経験がある方は多いのではないでしょうか?寝汗をかいたままのシーツや枕、枕カバーを使用していると、皮脂汚れが付着して雑菌が繁殖してしまってニキビの原因になります。

衣類やアクセサリー

首周りのファッション

寒くなってくるとタートルネックやマフラーといった首元を覆うような服装をしたいという方や夏はシンプルな服装になりやすいからネックレスなどのアクセサリーを身につけようかな、という方は多いと思います。

しかし、実はこれらのものがニキビの原因になっている可能性があります。マフラーやタートルネックが首回りに刺激を与えたり、汗はかいていないからと洗濯をしないで使いまわしたり…。

マフラーは外すことで刺激を減らすことができますが、タートルネックの場合は外出していれば脱ぐことができないので、擦れるたびに刺激を与えていることになってしまいます。

また、首周りをしっかりと覆っているので、蒸れやすく、雑菌が好む繁殖しやすい環境を作ってしまうことになっています。汗をかいたなと感じるときは、こまめにふき取って清潔にするように心がけましょう。

日焼け止めをしっかり落としきれていない

日焼け止め

うなじが出るヘアスタイルの方はうなじにも日焼け止めを塗ってできるだけ日焼けしないようにと気を付けている方もいると思います。しかし、日焼けしないことと併せてしっかりと落とせているかも意識する必要があります。

肌が焼けないように頑張って白い肌でいられるけどニキビができてしまっているとなるのは嫌ですよね。

顔用の日焼け止めをうなじまでそのまま塗っているという方はいませんか?その方が楽だし流れでそのままうなじにも塗っているという方は自分の使っている日焼け止めをもう一度見てみてください。

クレンジングで落とすよう指示があるものの場合、石鹸ではしっかりと落とすことができていない可能性があります。

うなじのニキビの治し方

既にうなじニキビがある…という方もいるでしょう。次はうなじのニキビを治すためにしたいことを説明していきますね。気をつけたいポイントはこの通りです。

  1. シャンプー等をしっかり洗い流す
  2. 枕や枕カバーを清潔に保つ
  3. 日焼け止めなどをしっかりと落とす
  4. 首回りもスキンケアをする

シャンプー等をしっかり洗い流す

髪を洗う

うなじは目に見えにくい部分のため、洗い残しをしやすい部位でもあります。シャンプーやトリートメント、整髪剤、日焼け止めなど、いろんなものが残ってしまう可能性があるので、しっかりと洗い流すようにしましょう。

また、うなじをボディソープなどで洗う時も泡で優しく洗ってできるだけ刺激を与えないようにするといいですね。

シャンプー等をしっかりと洗い流す方法

シャンプーやトリートメントをしっかりと洗い流すために、上から順に洗っていくようにすると良いでしょう。頭を洗ってから体を洗うと、頭を洗った後に首にシャンプーが残っていたとしても体を洗うときにもう一度流すことができます。

また、お風呂から上がるときにもう一度流してからお風呂から出たり、しっかりと湯船につかってから出る、というようにするのもおすすめです。

枕や枕カバーを清潔に保つ

枕や枕カバーを清潔に

枕カバーは基本的に1週間に1回~2回洗濯した方がいいとされています。

しかし、髪に整髪剤をつけたまま寝てしまったり、お化粧をしたまま寝てしまったりした場合は、その都度枕カバーを換えた方が良いでしょう。

枕カバーをこまめにかえるのがめんどくさいな…と感じる方はタオルを敷いて寝るようにするのがおすすめですね。タオルであれば枕と頭の間に敷くだけでいいので、枕カバーのように付け外しがめんどくさいということはなくなります。 枕や枕カバーを清潔に

枕も半年に1度は丸洗いした方が良いと言われています。ただし、洗えない素材の枕もあるので注意が必要です。

枕の寿命は平均すると2年~3年くらいになります。その間にどうしても汗や皮脂といった汚れやダニの死骸がでてきてしまうので、しっかりと清潔に保つことを意識してください。

うなじや首周りにニキビが繰り返しできてしまうという方は寝具が原因の可能性があるので、枕や枕カバーをこまめに洗ったり、使用するものを見直すなどの対策をするようにしましょう。

日焼け止めなどをしっかりと落とす

顔用の日焼け止めでクレンジングが必要なものをうなじにも使用している場合、石鹸ではしっかりと落とし切れていない可能性があるので、クレンジングを使用して落とすことが必要になってきます。

首まわりもスキンケアをする

首周りのスキンケア

うなじは自分で見ることが難しい部位になるので、顔周りや腕、足と比べてもスキンケアがおろそかになってしまうという人が多いです。顔のスキンケアをしっかりした後はその流れで首回りまで一気にやってしまうようにするといいでしょう。

首の乾燥が進むと細かいしわができて老けて見えてしまう場合があるので、ニキビの予防・改善目的以外にも気を付けていきたいところですね。

また、うなじの産毛を処理するという人は、処理が終わった後にもしっかりと保湿をするようにしてください。

首周りのニキビの原因と対処法!

あごにできるニキビ

顎ニキビ

顎にニキビができてしまう原因として、生理前後のホルモンバランスの乱れや髭剃りの刺激があります。皮脂が多く、乾燥しやすい場所である顎は、皮脂が詰まってニキビができやすい環境にあるんです。

生理や髭剃りによってニキビができやすくなるというのはどうしようもないかもしれませんが、乾燥しやすい場所というのはしっかりと把握して対策をするようにしましょう。

顎への刺激を極力減らし、髭剃り後やお風呂上りなどにはしっかりと保湿をして乾燥しないように気を付けてください。

フェイスラインにできるニキビ

フェイスラインのニキビ

フェイスラインは髪の毛が当たったり、頬杖をついたりと、何気ないことから刺激をたくさん受けてしまいます。ここは物理的な刺激やホルモンバランスの乱れが原因となってニキビができます。

髪の毛が長い人はフェイスラインに触れないようにゴムで髪をくくったり、ピンで髪を留めるようなヘアスタイルにすると刺激を減らすことができます。

ホルモンバランスの乱れは生理やストレスが原因になることが多く、すぐに改善することが難しいかもしれません。しかし、少しずつでも改善できるようできることから取り組んでいくようにしましょう。ストレスであれば適度な運動や十分な睡眠、入浴などで軽減できます。

首の下部にできるニキビ

首の下部にできるニキビ

首の下部にできてしまうニキビは紫外線が原因になっている可能性かもしれません。首の下にはあまり紫外線が来ないから日焼け止めもいいかな…と考えている人もいると思います。

しかし、皮膚は紫外線が弱くても浴び続けると肌を守ろうとして角質を厚くしてしまうので毛穴を詰まらせやすくなってしまいます。

また、既にできているニキビついては、悪化させてしまう可能性があるので、日焼け止めや日傘、帽子などを使用して紫外線から肌を守るようにしてくださいね。

首回りのニキビのケアはどうしたらいい?

ターンオーバーの周期は平均28日~56日程度で、年齢によって変わってきます。このターンオーバーの周期が遅いということは、ニキビやニキビ跡が治りにくい場合があるということになってしまいます。

そのため、そもそもうなじ・首周りにニキビを作らないようにすることが大切です。できてしまったニキビを治すために日常の中で気をつけたいこと、ニキビを作らないためにできることを紹介していきます。

睡眠や食事などの生活習慣の改善

ニキビを作らないためには、生活習慣の改善が必要です。生活習慣の中で、主にこの3つに気を付けるようにしましょう。

  1. しっかりと睡眠時間を確保する
  2. 栄養バランスのいい食事を摂る
  3. 入浴・スキンケアを丁寧に行う

しっかりと睡眠時間を確保する

睡眠

にきびを治すために、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。昼間に肌が受けたダメージは夜寝ている間に回復します。しかし、睡眠がしっかりとれていないと、肌のターンオーバーが正常に行われないので、ダメージの回復や、ニキビ・ニキビ跡の改善が進まなくなってしまいます。

また、睡眠時間の確保とあわせて、質のいい睡眠(ノンレム睡眠)をとれるように意識してください。ノンレム睡眠をとるために、寝る前にスマホやパソコンを使わないようにして、会話を楽しんだり、読書をして過ごすようにするのがおすすめです。

睡眠時間の確保が難しいという人は、質のいい睡眠がとれるよう、できることから取り組んでいくと良いでしょう。

栄養バランスのいい食事を摂る

食事

にきびを治すために、たんぱく質やビタミンA、ビタミンB群、ビタミン、ビタミンEなどを摂取するようにしてください。

皮膚や粘膜を正常に保つ働きや糖質の代謝に役立つもの、皮脂の分泌をコントロールするものなど、ニキビ・ニキビ跡の改善に必要な栄養素なので、日々の積極的に取り入れていきましょう。

お菓子や外食が多いという人は、脂質・糖質を過剰に摂取してニキビができやすくなってしまうので、頻度や食べる量を減らすようにしてくださいね。

入浴・スキンケア

生活習慣

ぬるめのお湯でゆったり入浴するようにしましょう。入浴時間は大体10分~15分程度です。長時間入浴していると肌のバリア機能が低下したり肌が乾燥してしまう可能性があります。

入浴後はしっかりと保湿をするようにしましょう。しっかりと保湿をすることで水分と油分のバランスを整え、過剰に皮脂が分泌されないようにします。

ストレスをためない

ストレスをためない

ストレスが溜まったらしっかり発散するようにしましょう。ゆっくりとお風呂につかる、体を動かす、好きな音楽を聴く、しっかりと睡眠をとるなど、一人ひとり自分に合った方法は違うので、ぴったりな方法を見つけてストレスを解消してくださいね。

仕事や人間関係などでストレスを溜めると、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンのひとつである「アンドロゲン」が多く分泌されてしまいます。

このアンドロゲンは皮脂を分泌する働きがあるので、過剰に皮脂を分泌してニキビができやすくなってしまいます。

まとめ

今回はうなじのニキビの原因と対策について紹介しました。ニキビができてしまう原因を把握して、できるだけニキビを作らないようにしましょう。

また、ニキビができてしまっても適切に対処して早く治すようにできるといいですね。

もっと早く治したい、美肌を目指したいと思う方は美容皮膚科を受診するのがいいでしょう。最近はオンライン診察というものがあるので手軽に医師の診察を受けることができます。

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