まぶたのふち 白いできもの 何科？

まぶたのふち白いできもの何科？

まぶたのふちに白いできものは眼科を受診しましょう。マイボーム腺梗塞という目の病気の可能性があります。眼科では、マイボーム腺梗塞の原因や程度を診断し、必要に応じて治療を行います。

マイボーム腺梗塞は涙を作る油脂分が毛穴に詰まって固まったもので、痛みやかゆみはありませんが、見た目が気になる方も多いです。

まぶたのふちに白いできものができる正体は毛穴に油脂分が詰まったものです。油脂分は涙を作る成分で、目を潤す役割があります。しかし、何らかの理由で毛穴に残ってしまうと、硬くて白っぽいブツブツになってしまいます。これがマイボーム腺梗塞です。

まぶたのふちに白いできものができる原因は明確には分かっていません。しかし、肌への刺激や化粧品・洗顔料の洗い残しが原因になっている可能性があります。それぞれ解説していきますね。

火傷や擦り傷など皮膚への刺激はマイボーム腺梗塞を引き起こす原因の一つです。皮膚が傷つくと、修復の過程で油脂分が過剰に生成されたり、毛穴に入り込んだりすることがあります。また、強く擦ったりぶつけたりした場合も、同様のメカニズムでマイボーム腺梗塞ができる可能性があります。

化粧品や洗顔料の洗い残しがあるとそれらがマイボーム腺梗塞ができる原因になってしまいます。洗い残しがないように優しく洗うようにしましょう。肌に刺激を与えないようにしてくださいね。

洗顔はマイボーム腺梗塞の予防に効果的です。洗顔料は肌に優しいものを選び、泡立ててから優しく洗います。目の周りは皮膚が薄くてデリケートな部位なので、強くこすらないように注意しましょう。洗顔後はタオルで優しく水分を拭き取るようにしてください。

保湿もマイボーム腺梗塞の予防に効果的です。保湿は洗顔後にしっかりと行いましょう。保湿剤は肌に合ったものを選び、目の周りにも薄く塗ります。保湿剤は毛穴を詰まらせないように、無添加や無香料、無着色などのものがおすすめです。

メイクはマイボーム腺梗塞の原因になる可能性があります。できればメイクは必要最低限に抑えましょう。特に目の周りは皮膚が薄くてデリケートな部位なので、メイクをする場合は軽くするようにしてください。また、メイクをしたら必ず落とすことが大切です。