高校生 ニキビ できやすい
ホルモンバランスの乱れ
高校生にニキビができやすい原因は主に、ホルモンバランスの乱れです。高校生は成長期にあたり、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が急激に増えます。これにより、皮脂腺が活発になって皮脂の分泌量が増えるんです。
皮脂は肌を保護する役割がありますが、過剰になると毛穴を詰まらせたり、ニキビの原因菌(アクネ菌)の増殖を促したりするので、肌を清潔に保つようにしましょう。
その他の要因
高校生はストレスや睡眠不足などもニキビの原因になります。ストレスや睡眠不足はホルモンバランスをさらに崩し、皮脂の分泌を増やしたり、肌のバリア機能を低下させたりします。
肌のバリア機能が低下すると、外部からの刺激や紫外線などに弱くなり、ニキビを悪化させたり跡になりやすくなるのでストレスは適度に発散して睡眠時間も確保するようにしましょう。
ニキビの種類と段階
ニキビは白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの4つの段階があります。
毛穴が詰まると白ニキビや黒ニキビと呼ばれる初期段階のニキビができます。白ニキビは毛穴を積まれせたもので、酸化すると黒ニキビになります。
そこからアクネ菌が増えて炎症を起こすと、赤ニキビや黄ニキビと呼ばれる悪化した段階のニキビができます。赤ニキビは白ニキビや黒ニキビが炎症を起こしたもので黄ニキビはさらに進行して膿が発生したものです。
高校生ニキビ(思春期ニキビ)の予防法・治療法
-
・洗顔
・保湿
・日焼け止め
・バランスの良い食生活
・睡眠時間の確保
・ストレスをためない
洗顔
洗顔料は泡立てて使い、手ではなく泡で汚れを落とすようにしましょう。ぬるま湯で優しく洗顔することも大切です。洗顔後は清潔なタオルでそっと水分を拭き取るようにしてください。
保湿
洗顔後は化粧水などで保湿しましょう。保湿することで肌の水分量を適切に保ち、皮脂の分泌をコントロールすることができます。
日焼け止め
紫外線は肌を痛め、ニキビの原因になります。外出する前には日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは肌に合ったものを選び、こまめに塗り直すようにしてくださいね。日傘や帽子もおすすめです。
バランスの良い食生活
バランスの良い食事を心がけましょう。野菜や果物、発酵食品などを摂ることで、肌に必要な栄養素や善玉菌を補給することができます。
睡眠時間の確保
睡眠不足はホルモンバランスを崩し、ニキビの原因になるのでしっかりと睡眠時間を確保するようにしましょう。睡眠は肌の回復や新陳代謝にも重要です。毎日7~8時間程度の睡眠をとるようにしてください。
ストレスをためない
ストレスはホルモンバランスを崩し、ニキビの原因になるので適度に発散することが大切です。趣味や運動、音楽などでリラックスするようにしましょう。
高校生ニキビ(思春期ニキビ)は何歳までできる?
高校生ニキビ(思春期ニキビ)は、一般的には小学校高学年から中学生にかけてでき始め、高校生の頃にピークを迎えます。成長期が終わった20歳前後になると、皮脂の分泌が落ち着いてきて自然とできなくなるといわれています。