思春期ニキビはいつまで続く?
思春期ニキビができてしまう年齢やおさまる年齢は個人差がありますが、大体これくらいになります。
できる年齢 | おさまる年齢 | |
男性 | 12~14歳頃 | 18~20歳頃 |
女性 | 10~14歳頃 | 16~18歳頃 |
思春期ニキビは成長期にホルモン分泌が急増することで起こるため、成長期が終わった20歳前後になると、皮脂分泌が落ち着いて自然と治っていくことが多いです。しかし、人によってはニキビが治らず長引くこともあるので引き続き適切に対処していくようにしましょう。
思春期ニキビと大人ニキビの違い
原因
思春期ニキビはホルモンバランスの変化による皮脂分泌の過剰が主な原因ですが、大人ニキビはストレスや睡眠不足、食生活や生活習慣の乱れ、間違ったスキンケアやメイクなどが原因となります。
できる部位
思春期ニキビは皮脂分泌の多い額や鼻、頬などにできやすく、大人ニキビは皮脂分泌の少ない頬や口周り、フェイスラインなどにできやすいです。
ケア方法
思春期ニキビは余分な皮脂や汚れを取り除き、肌を清潔に保つスキンケアが基本です。大人ニキビは水分と油分のバランスを意識した正しいスキンケアと角質ケアを行い、同時に食事の偏りや睡眠不足、ストレスなどライフスタイルの見直しも必要です。
思春期ニキビを予防・改善・治療する方法
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・毎日洗顔を行う
・紫外線対策を行う
・食生活や生活習慣を見直す
・皮膚科で診察を受ける
思春期ニキビは皮脂分泌の多い額や鼻、頬などにできやすく、季節的には春から夏にかけて増えます。思春期ニキビはホルモンバランスが安定してくると自然と治っていくこともありますが、放置すると悪化したり跡が残ったりする可能性もあるので適切に対処するようにしましょう。
毎日洗顔を行う
洗顔料は泡立てて優しく洗い、すすぎ残しがないようにしましょう。洗顔後は化粧水や乳液で保湿してください。
紫外線対策を行う
紫外線は肌を刺激して皮脂分泌を増やしたり、色素沈着を起こしたりしてしまうので、しっかりと日焼け止めや日傘などで紫外線対策をするようにしましょう。
食生活や生活習慣を見直す
バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動などで代謝や免疫力を高めることが大切です。ストレスは溜め込まず発散するようにしましょう。
皮膚科で診察を受ける
市販の薬や自己ケアで改善しない場合やニキビがひどくなっている場合は、早めに皮膚科で診察を受けましょう。医師によっては抗生物質やビタミンA誘導体などの内服薬や外用薬を処方してくれることもあります。また、レーザーや光治療などの最新の治療法もあります。