胸元にニキビ なぜ?
胸元にニキビができる大きな原因はホルモンバランスの乱れがあります。食生活やストレス、年齢などによってホルモンバランスは乱れてしまいます。
偏った食生活や過度なストレス、思春期や生理前後はホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなってしまうので注意しましょう。
胸元にニキビができる症状
胸元にニキビができる症状は以下の表を参考にしてください。
皮脂分泌の過剰 | 赤く腫れて痛みやかゆみを伴うことが多い。膿んだり潰れたりすることもある。 |
毛穴の詰まり | 白っぽく盛り上がっていることが多い。触ったときに硬く感じる。臭いを発することもある。 |
胸元にニキビができたときの対処法や予防法
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・触らない
・清潔にする
・生活習慣を見直す
触らない
胸元にニキビができたときは触ったり潰したりするのは避けましょう。細菌感染や炎症を悪化させる原因になります。胸元を洗うときもやりすぎないようにしてください。肌を傷つけると傷口から雑菌が入り込んでニキビやその他の病気を引き起こす可能性があります。
清潔にする
胸元は通気性が悪く湿気や汚れがこもりやすい部位です。入浴後や汗をかいた後などは、水分を拭き取って乾かすようにしましょう。また、胸元に付着する汚れや垢は、入浴時に洗い流すようにしてください。下着や衣類も定期的に清潔にすることが大切です。
生活習慣を見直す
生活習慣の乱れはホルモンバランスを崩して皮脂の分泌を増やす原因になります。ストレスや疲労を溜めないこと、食事や睡眠を規則正しくすること、油分や糖分の多い食べ物を控えることなどを意識して生活することが大切です。
にきびではない場合もある
ニキビに見えて、実はそうではないものもあります。ヒトパピローマウイルス(HPV)やマラセチアという常在性の真菌(カビ)が原因で、胸元にいぼ(尋常性ユウゼイ)やマラセチア毛包炎という病気が起こることもあります。これらは抗生物質や抗真菌薬などの専門治療を受けなければ治りません。