炎症ニキビの抗生物質は?

炎症ニキビの抗生物質は?

炎症ニキビに効く抗生物質には大きく分けてこのようなものがあります。

  • ・マクロライド系(ルリッド、クラリスなど)
    ・テトラサイクリン系(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)
    ・リンコマイシン系(ダラシンTゲルなど)
    ・ニューキノロン系(アクアチムクリーム、ゼビアックスローションなど)

これらはすべて炎症性のニキビの原因となっているアクネ菌やブドウ球菌を殺菌する効果があるので、赤ニキビや黄ニキビに高い効果を期待できるでしょう。

ただし、モノによって副作用の強さやニキビ治療の効果の高さ、耐性菌のできやすさなどが異なってくるので、しっかりと医師と相談してぴったりなお薬を使用するようにしましょう。

抗生物質の効果が現れるまでの期間や目安

抗生物質の種類や個人差もあるので一概には言えませんが、飲み始めてから2~3日で効果が表れるでしょう。しかし、完全に治るためにはある程度の時間が必要です。

ただし、大体3カ月ほど使用を継続しても改善しない場合は耐性菌ができてしまってきたりして効果が薄くなってしまうので、再度医師の判断・指示を仰ぐようにしましょう。

抗生物質の入手方法

にきびの治療に使用する抗生物質は皮膚科で診察を受けることで処方してもらえます。

最近はオンライン診察といって自宅にいながらビデオ通話で診察してもらえるサービスもあるので、気軽に相談できます。気になる方はこちらから詳しく見てみると良いでしょう。

抗生物質以外でニキビを治療する方法

ニキビは皮膚科で保険診療で治療することができます。保険診療では抗生物質の塗り薬や内服薬のほかに、このような方法があります。

  • ・毛穴の詰まりを取る塗り薬
    ・面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)
    ・ビタミン剤

毛穴の詰まりを取る塗り薬

毛穴の詰まりを取る塗り薬にはディフェリンゲルやベピオゲルなどがあります。これらは毛穴に詰まった皮脂や角栓を除去し、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を防ぐ効果を期待できるでしょう。

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

面皰圧出は針などで小さな穴を開けてニキビの中に詰まっている膿や古い角質を押し出すことで、ニキビの治癒を早める治療方法です。

ビタミン剤

皮脂の分泌量を調節したり皮膚を健康に維持するために必要な栄養素であるビタミンCやB2、B6などが処方されることがあります。

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