顎ニキビ 何が足りない？

顎ニキビ何が足りない？

顎ニキビができるときには女性ホルモンやビタミンC。亜鉛などが足りない可能性があります。これらには皮脂の分泌を抑えたり、炎症を抑えたりする働きがあります。

それぞれの役割についてもう少し詳しく解説していきます。

女性ホルモンは皮脂分泌を抑えたり肌の水分保持力を高めたりする効果があります。女性ホルモンが不足すると、男性ホルモンの影響を受けやすくなって皮脂分泌が増えたり毛穴が詰まったりします。

ビタミンCは抗酸化作用やコラーゲン生成促進作用などがあり、肌の老化や炎症を防ぐ効果があります。ビタミンCが不足すると、肌のバリア機能が低下したり炎症を悪化させたりするので、それが顎ニキビにつながる可能性があります。

亜鉛は皮膚細胞の分裂や新陳代謝を促進する効果があり、肌の回復力を高める効果があります。亜鉛が不足すると、肌のターンオーバーやバリア機能が低下したり炎症を悪化させたりします。亜鉛は体内で合成されないため、食事から摂取する必要があります。

女性ホルモンの増やすためにはストレスを発散したり睡眠時間をしっかりと確保することが大切です。

ストレスは家族や体を動かしたり、ゆっくり入浴したり、趣味をしっかり楽しむなど、適度に発散するようにしてください。睡眠時間の確保がすぐにできないという方も睡眠の質について意識すると良いでしょう。

ビタミンCを摂取するために、かんきつ類や野菜をたくさん食べたり、サプリメントなどを利用すると良いでしょう。

また、ビタミンCは熱や光に弱いので、加熱したり、保存方法によって失われてしまうので注意してください。過剰に摂取すると副作用の原因になるのでサプリメントも用法・用量を守って適切に服用することが大切です。

亜鉛は肉や魚、卵などに豊富に含まれています。特に赤身肉や牡蠣などは亜鉛の含有量が高いと言われていわれているので、毎日1～2回程度は食べるようにしましょう。

穀物や豆類などにも亜鉛が含まれています。しかし、これらにはフィチン酸という物質が含まれており、亜鉛の吸収を妨げることがあるので肉や魚などと一緒に食べるようにしてください。