口の横にできるニキビの原因は?
口の横にできるニキビは、いくつかの要因が絡まりあって発生します。その中でも大きく関わっているものは胃腸の不調と摩擦、ホルモンバランスの乱れ、髭剃りがあります。
胃腸の不調
口周りのニキビは、胃腸の機能低下と深い関わりがあり、胃腸の不調は口周りのニキビの原因になると考えられています。
胃腸が弱くなる理由
食べ過ぎや偏食、スパイスやアルコールなどの刺激物、脂っこい食べ物を摂り過ぎた時、抗生剤や鎮痛剤など、胃に負担をかける薬を頻繁に服用している場合も、胃腸が弱まって口周りにニキビができることがあります。
胃腸が弱くなるとどうなる?
胃腸が弱ると消化不良が起こり、腸内の便や老廃物がスムーズに排出されなくなって有害物質が発生します。腸内の有害物質は血液にのって皮膚にも運ばれていき、ニキビや肌荒れとなって表れます。
さらに、腸内環境の悪化は免疫力や抵抗力を低下させてしまうため、ニキビを治りにくくさせます。
摩擦
口周りは他の部位と比べて皮脂を分泌する皮脂腺が少なく、皮膚が薄くて乾燥しやすいこともあって刺激に弱い部位です。そのうえ、口元は人とのコミュニケーションや飲食でよく動かす場所です。
しゃべりながら無意識に手で口元を触ったり、食べたあとに口元を拭ったりと何気なく「摩擦」が加わりやすい部位でもあるので注意しましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ニキビは性ホルモンと深い関わりがありますが、特に口周りは男女ともに性ホルモンの影響を受けやすい部位です。
ホルモンバランスが乱れて男性ホルモン(プロゲステロン)が増えたり、女性ホルモン(プロゲステロン)が増えたりすると、皮脂の分泌量が増えてしまいます。
髭剃り・産毛剃り
髭剃りや顔そりにカミソリを使っていると、肌に直接刃が触れて角質を傷つけるため肌に大きな負担がかかります。髭剃りや顔そりをした後の肌はバリア機能が低下して感染・乾燥しやすい状態で、ケアを間違えると簡単にニキビができます。
口の横にできるニキビを予防・改善するための対策
口の横にできるニキビを予防して悪化させないためには、正しいスキンケアや体調を整える生活を知り、行動することが大切です。
栄養バランスのいい食事を摂れるように自炊をしたり洗顔も摩擦を与えすぎないように優しく洗うようにしましょう。洗顔後はしっかりと保湿をしてくださいね。