耳の中にできもの なぜ?

耳の中にできもの なぜ?

耳のできものは、ニキビや粉瘤(アテローム)、いぼ(尋常性ユウゼイ)などがあります。それぞれ原因は異なりますが、ホルモンバランスの乱れなどによる皮脂の科女王分泌や傷が原因になります。詳しく解説していきましょう。

耳ニキビができる原因

耳にニキビができてしまう原因はホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰に分泌されることや湿気や汚れが溜まって雑菌が繁殖することが考えられます。また、耳掃除や爪で傷をつけてしまうことでも雑菌が侵入してニキビにつながることも原因になるでしょう。

粉瘤(アテローム)ができる原因

皮脂の分泌量が増えて毛穴を詰まらせてしまうことで、皮脂や垢などが袋にたまって粉瘤となります。皮膚が傷つくとその部分に瘢痕組織ができるので、傷も原因となるでしょう。瘢痕組織とは正常な皮膚と異なる構造をしているので、皮脂や垢が排出されにくくなり、粉瘤になってしまいます。

いぼ(尋常性ユウゼイ)ができる原因

いぼ(尋常性ユウゼイ)はウイルス感染によってできる白っぽいものです。これはヒトパピローマウイルスや傷口などが原因です。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は細胞分裂をして角質層を厚くするので、いぼができるというわけです。傷口があるとそこからHPVが侵入する可能性があるので感染しやすくなってしまいます。

耳の中にできものができたときの対処法や予防法

  • ・触らない
    ・清潔にする
    ・生活習慣を見直す
    ・医療機関で診てもらう

触らない

耳の中にできものができたときは触ったり潰したりするのは避けましょう。それは細菌感染や炎症を悪化させる原因になります。また、耳掃除もやりすぎないようにしましょう。耳の中を傷つけると傷口から雑菌が入り込んでニキビやその他の病気を引き起こす可能性があります。

清潔にする

耳の中は通気性が悪く湿気がこもりやすい部位です。そのため、入浴後やプール後などは水分を拭き取って乾かすようにしましょう。また、耳に付着する汚れや垢は入浴時に洗い流すようにしましょう。

生活習慣を見直す

生活習慣の乱れはホルモンバランスを崩して皮脂の分泌を増やす原因になります。そのため、ストレスや疲労を溜めないこと、食事や睡眠を規則正しくすること、油分や糖分の多い食べ物を控えることなどを意識して生活することが大切です。

医療機関で診てもらう

耳の中にできものができた場合は自己判断せずに早めに医療機関で診てもらいましょう。ニキビ以外の病気の可能性もありますし、放置すると傷跡が残ったり難聴になったりする恐れもあります。耳鼻咽喉科などの専門医に相談して、適切な治療を受けましょう。

耳の中にできものができたときに受診すべき科は?

耳の中にできものができたときは耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。耳鼻咽喉科は耳や鼻、喉などの頭頸部の疾患を診断・治療する科です。耳の中にできものができた場合は、まず耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。

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