目の周り 白いプツプツ なぜできる？

目の周り白いプツプツなぜできる？

目の周りに白いプツプツができる原因やメカニズムは、現段階では明確には分かっていません。しかし、以下のような要因が関係している可能性が考えられます。

火傷や擦り傷など皮膚への刺激は稗粒腫を引き起こす原因の一つです。皮膚が傷つくと修復の過程で角質が過剰に生成されたり、毛穴に入り込んだりすることがあります。

強く擦ったりぶつけたりした場合も、同様のメカニズムで稗粒腫ができる可能性があるので注意してください。

ターンオーバーとは皮膚の新陳代謝のことです。ターンオーバーが乱れると古い角質が剥がれ落ちずに毛穴に詰まってしまうことがあります。ターンオーバーの乱れは、加齢やストレス、ホルモンバランスの変化などによって起こります。

化粧品や洗顔料は肌をきれいに見せたり汚れを落としたりする役割がありますが、落としきれないと毛穴に残ってしまいます。特に目の周りは皮膚が薄くてデリケートな部位なので、化粧品や洗顔料の残留によって稗粒腫ができやすくなります。

目の周りの白いぷつぷつは「牌瘤種（はいりゅうしゅ）」と呼ばれるものです。牌瘤種は毛穴に角質が詰まったもので、古くなって剥がれ落ちる予定だったものが何らかの理由で毛穴に残ることでできてしまいます。

特に目の周りは皮膚が薄くてデリケートな部位なので、稗粒腫ができやすいので注意しましょう。

稗粒腫は1～2mm程度の大きさで目や鼻など顔に多くできます。稗粒腫は炎症を起こしたり感染したりすることはほとんどありませんが、自然に消えることも少なく、放置しても長期間残ってしまいます。

目の周りに白いプツプツができると、見た目の悪化につながる可能性があります。

メイクをする場合は稗粒腫が目立ってしまうかもしれません。稗粒腫を隠そうとして厚塗りすると逆に毛穴を詰まらせてしまう恐れもあります。気になる場合は早めに医師に相談するようにしましょう。

自分で取ることはおすすめしません。自分で取ると皮膚を傷つけたり、色素沈着や炎症を起こしたりするリスクがあります。また、完全に取り切れない場合もあります。

自分で取る場合は、清潔な針やピンセットを使い、消毒や保護をしっかり行う必要があります。費用はかかりませんが、リスクが高いです。

皮膚科で取ることがおすすめです。皮膚科では専門的な機器や技術を使って稗粒腫を取ります。一般的な方法は注射器の針で稗粒腫に穴を開けて中身を押し出す方法です。

痛みはほとんどありませんが、麻酔や消毒を行います。費用は保険適用外で1個あたり数百円から数千円程度です。

美容外科で取ることも可能です。美容外科ではレーザーや電気メスなどの高度な機器を使って稗粒腫を取ります。痛みはほとんどありませんが、麻酔や消毒を行います。費用は保険適用外で、1個あたり数千円から数万円程度です。